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熱中症を予防しよう!(2005年春・夏号)

ヒトは高温の環境にさらされると体温を調節するために抹消血管が拡張し、発汗し、汗が蒸発するときに奪われる気化熱によって体温を下げようとします。子どもは大人に比べて体表面積が大きく、周囲の気温に影響されやすいこと、熱生産量が多いこと、発汗能力や水分や電解質の排泄を調節する腎機能が未熟であることなどのために、高温に対する適応能力が劣っています。大量の発汗により水分と電解質(おもにナトリウム)を失うと、脱力感、嘔吐、頭痛、ふくらはぎのこむらがえりなどがおこり、さらには体温の急激な上昇、発汗の停止、多呼吸、けいれん、意識障害、ショックとなり死に至ります。体温が42度以上になると細胞が解けて、臓器が破壊されてしまいます。
 熱中症がおこりやすい条件としては、梅雨明けしたばかりの急に気温が上がった日や、気温は高くなくても温度が高い環境(風通しの悪い体育館)、アスフアルトや砂地など幅射熱が強い場所、また練習になれていない初心者や練習の初日、休み明けの練習など身体が慣れていないこと、睡眠不足やかぜや下痢、怪我や故障しているなどの体調不良も危険因子です。近頃の日本の夏の炎天下は気温、湿度とも非常に高く、国際的に定められた指標によればスポーツ禁止区域にはいります。こんな条件下の練習、スポーツは徐々に身体を慣らせることが基本です。
 スポーツする時の予防対策としては
① 十分な休養と発汗量を少し上回る程度のスポーツドリンクなどをこまめにとること。
・監督者が強制的に取らせる時間と自由に飲ませる時間を認める。
・水分量は運動前後の体重減量が2%以内に収まるように決める。
② 暑さに少しづつならしていく。
③ 吸湿性や通気性のよい素材、服装、帽子を着用させる。
④ 体調の悪い時は無理をさせない。
⑤ 監督者は子供の脚の動きや目の焦点、質問に対する応答などをチェックし、少しでもおかしい時はすずしいところで休憩をとらせ、水分補給、身体を冷やしてください。吐き気や頭痛が強いとき、特に意識がおかしいときはただちに医療機関へ搬送する必要があります。

これから、アウトドア全開の季節!規則ただしい生活(特に早寝、早起き、お昼寝をさせましょう)を守り、防ぐことのできる怪我や事故にあわないよう知恵を働かせて、安全な楽しい夏をおすごしくださいね。

いわや小児科クリニック

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