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【ザ・病気】『4種混合ワクチン(DPT-IPV)』

~ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオの不活化ワクチン~ 

2012年9月から、ポリオ不活化ワクチンがはじまり、春まで行われていた生ワクチンは定期接種ではなくなりました。また11月からは、これまでのDPT3種混合ワクチンに不活化ポリオワクチン(IPV)が混入された4種混合ワクチンが開始となります。 
D(ジフテリア):鼻・咽頭・喉頭に形成される偽膜により高熱と激しい咳、鼻閉、呼吸困難となり、窒息死や心筋炎などを引き起こす病気です。幸い1999年以後の発生は報告されていません。 
P(百日咳): 2007年から成人の症例報告が増え、若い親が感染源となって乳幼児患者が増えました。乳児が感染すると、発熱はないものの、夜間に激しいけいれん性の咳発作や無呼吸発作、急性脳症などをひきおこします。 
T(破傷風): 2000年以後も年間に100例前後の患者発生が続いています。土中の破傷風菌が軽い刺し傷などから感染し、毒素のため全身の強直性けいれんをくりかえし、致死率の高い病気です。 
ポリオ: 「小児まひ」とも呼ばれ、感染したヒトの便中のウイルスが口から入り、咽頭や腸管で増え、髄膜炎を発症すると脊髄の運動神経細胞を傷害し、手足のマヒを残します。わが国では1960年から全国に広がる大流行となったため、経口生ワクチンが緊急輸入されました。以後急速に流行が収まり、1980年以後野生株ポリオ患者は発生していませんが、アフリカやインド周辺、中国ではまだまだ患者発生報告が続いています。一方、生ワクチンによる副反応被害のほうが問題となってきたため、この秋、ポリオ非流行地域としてはようやく、不活化ワクチンが導入されることになりました。生ワクチンは血中の中和抗体のみならず、腸管でのウイルス増殖を抑える腸管粘膜の免疫もつけますが、不活化ワクチンは血中抗体だけを誘導し、しかも抗体価の低下が早いため、2回ではなく4回の接種が必要です。ポリオ生ワクチンを1回だけ飲んでいる場合は あと3回のIPVを受けてください。 
なお、これまでにDPTかまたはIPVを1回でも接種しているお子さんは4種混合ワクチンではなく、そのままDPTとIPVを必要な回数接種してください。 
ご不明な点は ぜひ母子手帳をお持ちになり、ご相談ください。

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