マメ知識
吐いたとき…主にウイルス胃腸炎(嘔吐下痢症)のとき
子供は咳、食べすぎなど、ちょっとした原因で吐くこともあります。吐いた後、きげんも良く、元気なら心配ないのですが、中には重大な病気もあるので、注意が必要です。
観察のポイント
- 吐いた物はどんな物か?色は?
- 熱はないか?
- 腹痛や頭痛は?
- 下痢はないか?
- 最後のウンチはいつ?
家庭でできる手当
◎吐き気が強い間は、しばらくなにも飲んだり、食べさせたりせずに胃腸を休ませてください。
◎吐き気がなくなったら、イオン飲料水(OS-1など)を少しずつ、様子を見ながら与えてみましょう。(お茶、水、オレンジジュースなどは避けます。)
こんなときは早めの受診を!
- 元気がなく、ウトウト眠ってばかりいる。
- 目つきがおかしい、意識がはっきりしない。またはけいれん。
- 頭痛、腹痛を伴っている。
- 吐いた物に血液が混じったり、黄色や緑色の液のとき。
- 唇や舌が乾いている。顔色が悪い。
- おしっこがでない。または、濃い色のおしっこが少ししか出ない。
※嘔吐下痢症以外に腸重積、髄膜炎、敗血症などもありえます。