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ザ・病気

インフルエンザの新しい検査法(ノドカ)をご存じですか?

インフルエンザにはウイルスを殺す治療薬があるので半日でも早く診断をつけたいところですが、これまで一般的におこなわれてきた鼻の奥に綿棒を入れる抗原キット検査法は、発熱後およそ8時間以上たたないと陽性にならず、早く受診しても検査ができなかったり誤った判断になってしまうことが多々ありました。

 ところが昨年から、発熱後すぐに判断できる新しい検査法が認可されました。『ノドカ』という方法ですが、のどの写真を撮り、問診情報と合わせAIが判定する方法です。判定は数秒で出ます。ただし6歳以上で、10秒くらい大きく口を開けて舌圧子のようなプラスチックを舌の上に置いておくことをいやがらないお子さんが対象です。痛みはなく簡単で、結果も迅速です。発症後24時間以内であればこちらの検査法をお勧めしたいです。

 もうひとつ、発熱後すぐにできるPCRと同様の検査法もあります。ご相談ください。

 発熱外来は予約制になっていますので、発熱の患者さんはあらかじめお電話をください。